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神棚のお祀りを始めるのは、いつから?

祝い事としてお祀りを始める方、災いを払い幸運を願ってお祀りを始める方などタイミングは人それぞれで、自分が思ったタイミングでお祀りを始めて大丈夫です。
神棚を新調する時も同じように、自分が思ったタイミングで問題ありません。
日付などでお悩みの方は、神社の方にご相談してみてください。

お祀りを始める(新調する)時の例

  • 家を新築またリフォームをした
  • お引っ越し
  • ご結婚、子供が生まれた
  • 厄年や祝い年
  • 会社を設立、代替わりをした
  • 会社設立して○周年
  • 新年を迎えて、心機一転をしたい

どの神棚を選べば良いの?

各神様(荒神様、戎大黒様、地蔵様など)に合った神棚があります。また、お祀りする神札が神札を納める内陣(内寸)に収まる神棚をお選びください。それ以外は、基本的には自分が好ましいと思った神棚にお祀りすれば問題ありません。

参考までに、当店で以下のような神棚をお勧めさせていただいています。

氏神様(地元の神社様)、崇敬される神社様をお祀りする場合

小宮、中宮、大宮、神明造一社、神明造三社、高欄宮、箱宮

荒神様をお祀りする場合

荒神宮
荒神様は火の神様のため、火を扱う台所にお祀りされるのが最適とされています。

巳神(龍神)様、稲荷様など商売繁盛、事業繁栄の神様をお祀りする場合

妻宮、春日造宮、高欄宮、神明造一社
稲荷様は豪華なもの、派手なものを好む神様のため、鳥居や提灯などを一緒にお供えするとより良いです。

地蔵様、不動様をお祀りする場合

厨子宮

戎大黒様をお祀りする場合

戎大黒宮

どのようにお祀りすれば良いの?

神社でいただいた神札、または御神体(御姿、石等)を御社(神棚)にお祀りします。
また、御社(神棚)だけでなく、お供えもの(酒入・水玉・高付・神皿・榊立)も必要となります。
他にも、神祭具(真榊、神鏡、狛犬、燈篭など)を一緒にお祀りします。

正しいお供え物の配置、順番は?

三宝・足付三宝・遠山三宝・長膳の場合

手前に高付(神皿でも可)を一対、中央に水玉、奥側に酒入を一対置きます。
酒入には神酒、水玉には水、高付(神皿も可)には御塩(左)・洗い米(右)を入れます。
酒入・水玉の蓋は御神前にお供えする際、蓋を開けます。

豆八足台の場合

左右に神皿(高付も可)、中央に水玉、豆八足台の左右に酒入を置きます。
酒入には神酒、水玉には水、高付(神皿も可)には御塩(左)・洗い米(右)を入れます。
酒入・水玉の蓋は御神前にお供えする際、蓋を開けます。

他にも、お正月や結婚など祝い事の日には野菜、魚、果物、海菜などをお供えされます。

神棚をお祀りするのに正しい方角や位置は?

位置

神棚は一家の精神的中心になる神聖な場所となります。
清浄で静かな場所、家庭で親しみ易い明るい感じの場所にお祀りするのが良いでしょう。
例:リビング、居間、和室、寝室など

方角

神棚が南または東向きになるようにお祀りします。
その際、下記の点にご注意ください。

  1. 基本的には仏壇と同じ部屋にお祀りするのは控えてください。どうしても同じ部屋になる場合は、仏壇と向かい合わせにならないようにしてください。
  2. トイレの近くは控えてください。
  3. 下の階にお祀りする際、天井には「雲」と呼ばれる神祭具を設置してください。
  4. 廊下の下など神棚の上を通る場所は控えてください。

普段のお供えはどうするの?

できればお供えは毎日するのが良いとされています。
朝にお供えし、夕方にはお下げします。
酒入・水玉の蓋は御神前にお供えする際、蓋を開けてください。
榊は枯れる前に取り替えます。

ただし、毎日が厳しい場合には自分なりの決まりを作ってもらっても構いません。
毎月1日、15日(月次祭:魂の穢れを払い神様に感謝する日)は、普段のお供えに加え、お神酒をお供えします。

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神札を入れ替える時期はいつ?

毎年、神社に参拝し、年末に一年の御礼参り、年始には新年のご挨拶をします。
御礼参りの際に、新しい神札をいただき、入れ替えます。
次に新年のご挨拶の際、古い神札を持っていきお焚き上げしていただきます。

神棚の御扉は開けるべき?閉めるべき?

神様は御姿を見せない神聖なる方のため、御扉は閉めておきましょう。

たくさんある神札はどうすれば良いの?

すべてお祀りしてください。
それぞれに合った神棚でひとつずつお祀りする、三社宮・五社宮に新調するなどが一番良いのですが、一社に重ねてお祀りされても大丈夫です。ただしその際は順番があり、手前から神宮大麻、氏神様の神札、崇敬神社の神札の順にお祀りしてください。

古くなった神札はどうすれば良いの?

神札をいただいた神社や氏神様(地元の神社様)にお渡しください。
お焚き上げしていただけます。

神棚の日頃のお手入れはどうすれば良いの?

触ってもバチが当たることはありません。清潔に保つことが大切です。
新しい白無地タオルを使いお掃除をしてください。
水拭きする際は、少しお塩を混ぜた水を使用してください。

Others

以下のような神具に関するお悩みは、米田神具店までお気軽にご相談ください。

  • 厄祓いや地鎮祭でもらった神札はどうすれば良いの?
  • 神棚の購入したけど、その後はどうすれば良い?そのままお祀りして良いの?
  • お正月には特別にお祀りしたり、お供えするべき?
  • お祀りしている自宅などで亡くなった方がいた場合どうすれば良いの?
  • 会社でお祀りしたいけど、何が必要?どこまでするべき?
  • 外祭をしたいけどどうすれば良いの?

お電話やメールで質問にお答えしています。
神具でお悩みがあれば、まずはお気軽にご相談ください。